新年初めてのDahliaは、オーストラリアの先住民、
アボリジニの楽器、ディジュリドゥの音で始まりました。
;
電子音ではなく、楽器の音。
そして、tomokoインストラクターの誘導で
少しずつグラウンディングされていきました。
音がシンプルな分、
「周り」「外側」よりも、
「自分、私」「内側」に
意識が強く強くなっていきます。
何が自分なのか？
私は誰なのか？
私の中の私に、
どんどん入っていく。
いつもの生活、いつもの毎日、
どこかでそれを我慢している私。
悲しみや苦しみ、または楽しさやうれしささえも
素直に表現できなくなってしまった…。
こういう私に出会い、気がつく。
本当の私はこうなんだよ。
本当は私、こうしたいんだ。
今、悲しいよ。
今、すごく楽しいよ！
気持ちが声になり、
地面を踏みつける足音になり、
頭を揺らしたり、
指先を身体に添わせてみたり。
身体すべてを使った表現に
変わっていきました。
外側の私も、もちろん在っていいのだけれど、
内側の私を大事にしてほしい。
そこから湧き出る感情や
光のような繊細な感覚を、
潰すことなく自由に輝かせてほしい。
どうしてかって…
それが何よりも素晴らしいアートだからです。
以前はこのようなワークが苦手だと言っていた生徒さんが、
感情のままに涙を流されていたのがとても印象的でした。
だんだん…少しずつ…溶けていっているんですね。
そして、少しずつでも、必ず溶けて開いていきますよ。
Chiaki