中上級クラスDahliaは
Flow Naturallyの各クラスの中でも
憧れの存在。
他のクラスの方が鏡越しに
見学していくこともしばしば。
でもきっと、外から見ていると
あまりにも地味な練習内容に
拍子抜けするかもしれません。
シミーやチェストアップダウン。
他のクラスではさらっと流してしまいますが
Dahliaクラスでは、生の太鼓に合わせて
じっくりと丁寧に練習します。
フラッターと呼ばれる横隔膜を震わせる動き。
太鼓の音に合わせて声を出しながら。
お腹への意識がどんどん高まります。
なぜ中上級レベルになって、このような
地道な練習が必要になるのでしょうか。
それは何よりも、音の表現力を増やすため。
どんな音でも自由に表現できるカラダを作るため。
これは、ただの筋肉トレーニングでも
動きを正確にするためのドリルでもありません。
自分の動きは、太鼓の音やビートに乗れているか。
リズムの抑揚、タメ、強弱が自由につけられるか。
Dahliaメンバーは、自分のカラダが
【音を表現するツール】であることを
誰よりも痛感しているからこそ
今、この練習が必要なんです。
この日は新たな課題曲の振付も入りました。
今までにない複雑な振付に
最初はとまどうメンバー達でしたが
素晴らしい集中力であっという間に完成。
でも、Dahliaが目指すのは完璧な振付を踊りきることではなく
音とカラダが一体となったアートを生み出すこと。
メンバーが自分自身と向き合い、時には悩み。
回を追うごとに立派な「アーティスト」として
どんどん成長し、輝いていく。
その姿を間近で見守れること、
とても幸せに感じています。
Fumina