今日の話はフレームドラムリズムサークルに
参加された方にお馴染みのあれ、
『リズムエクササイズ』について書こうと思ったんですが、
そもそも、リズムって何、ということをメインに書いていきます。
リズムというと、音楽用語ですから、音楽の話だと思いますよね。
そういう時はWikiを調べてみます…
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リズムは古代ギリシャに生まれた概念で、
ῥυθμός – rhythmos(リュトモス)を語源とする。
リュトモスは古代ギリシャ語では
物の姿、形を示すのに一般的に用いられた語で、
たとえば「αという文字とβという文字では
リュトモス(形)が違う」というように用いられた。
やがて、音楽におけるひとつのまとまりの形をリュトモスと言うようになった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
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このリズムの起源がとっても面白いと思いませんか?
文字のシェイプが異なると、描くときのリズムも変わりますよね。
僕にとってのリズムは
リュトモスが文字のシェイブを意味するように、
リズムは音楽のシェイプとも言うべきもの。
(詳しい音楽理論の上でのリズムの説明は、専門家に任せます。)
ではリズム感が良いっていうのはどういうことでしょう?
リズム=音楽のシェイプという意味では、
リズム感は、音楽のシェイプを捉える感覚、
リズム感が良いというのは、音楽のシェイプの捉え方が良い、
ということですね。
音楽というと、目に見えないものだから、
もちろんシェイプは実際にないわけですが、
例えば、尖っている音と柔らかい音、
厚みのある音、薄い音というのは区別出来ますよね。
音と音が重なってくると、
シェイプだけでなく、
温度や質感など感じます。
熱い演奏に、クールな音楽、
重厚感のあるアンサンブル、軽いノリ…
リズム感というのは、
音符云々の細かいこと以前に、
全体像としての音楽の
感じ方、捉え方によるところが大きいのです。
では、リズム感をアップするために、
何をすればいいのか、って思いますね。
感じ方、捉え方をUPするというのは、
漠然としてしまいますから、
少し具体的に考えてみます。
例えば音楽を聴いた時に、
絵を思い浮かべましょう。
どんな絵が思い浮かぶでしょう?
油絵のようなどっしりとした音楽もあるだろうし、
水彩画のように爽やかな色彩を感じさせる音楽、
日本がのように、間を感じる音楽
仏画や曼荼羅のような深い音楽
CGのように完成された人工的で刺激的な音楽…
音楽を目に見える絵に置き換えるのは面白いですが…
リズム感UPの話に、結びついてないじゃん…
と思いますね…
ここからが大事な所、
絵に置き換えたら、
その絵を書いている人になってみましょう。
どんな道具で描くのか
どんなタッチで描くのか
どういうテンポで描くのか…
そう、リズムの根っこは
絵の描き手=音楽の作り手にあるのです。
作り手の感覚にいかに近づくのか、
作り手になりきるのか、
それが音楽の感じ方、捉え方ということです。
ぜひ、音楽の聴き方を工夫してみてください。
ただただ音楽に浸ってみる。
または音楽の世界観に潜り込んでみる。
漠然と感じていた音楽が
しっかりとしたシェイプを持ったものと
感じられると思います。
次回はより具体的に
リズムってなんなのかを紐解き、
リズム感アップのイメージトレーニング法を
ご紹介したいと思います。
masao
写真はしあわせのはじまりスペシャルバンドとして
おおたか静流さんと共演させていただいたステージの1シーン。
とにかく楽しかった〜ぶっつけ本番、自由にって最高です!
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