Flow Naturallyでは「magnolia」と「Lilas」という2クラスがあります。
多くの方々は「magnolia」は初心者クラス、
「Lilas」は上のクラス、と捉えているかもしれませんが
実はそうではない、と私は思うんです。
なぜなら、それぞれのクラスの目的が違うからです。
「magnolia」は、気づきのクラス。
自分の身体を見つめなおすことで、変化に気づく感覚を養う。
身体は、私達に様々なサインを出しています。
例えば肩こり、腰痛、手足の冷え。
それらは、内臓の不調を伝えていることもありますし
溜めている感情を吐き出しなさいというメッセージかもしれません。
まずは、自分の身体とじっくり向き合う。
そうすることで、自分の身体や心の変化だけでなく
家族や友人、周りの人々の些細な変化にも気づくことが
できるようになってきます。
一方、「Lilas」は伝えるクラス。
自分の感情や想いを、相手に伝える。
この日は二人で手をつなぎ、リズム担当のmasaoさんの太鼓に合わせ
一人が自由に踊り、もう一人は相手に身を任せるワークを行いました。
太鼓のリズムから感じたインスピレーションを、相手に伝える。
相手はそのメッセージを受け止め、流れに身を任せる。
二人のダンスからのメッセージを受け止めた太鼓も、また変化していく。
言葉のない伝達ゲーム。
感じたことを相手に伝え、表現すること。
それが、Lilasで一番大事にしていることではないか、と思うんです。
magnoliaを卒業したらLilas、というわけではなくて
自分の身体を見つめ、感じる心を育てたい時はmagnolia。
伝えたい、表現したいと思ったらLilas。
これはあくまで、私の個人的なとらえ方ですが
二つのクラスの違いを、ぜひ感じていただけたらと思います。
Fumina